小さい頃は、骸骨のモチーフは、なんとなくおどろおどろしいイメージがありました。
ロックとかパンクとかが好きな人が好んでつけているモチーフというイメージ。
でも、調べてみると世界中で、吉兆や輪廻など良い意味合いのモチーフとして使われていることが多い。
新選組局長の近藤勇さんも、稽古着に髑髏を刺繍していました。
古武術では決死の態度を意味するという話もあります。
しゃれこうべ 。風雨に曝された頭(こうべ)。そのままと言えばそのままですが、不思議な響きにも感じます。
不気味でもなんでもなくて、自分の体の中にあるもの。いつかはなる姿。
そう気付いた頃から、無意味に不気味がることがなくなってきました。
先日、チョコレート屋さんで骸骨のチョコレートを見つけました。
小さい骸骨が瓶に詰まっていて、スプーンで掬って、そのまま食べるも良し、
ホットミルクなんかに溶かしても美味しそうだなと思って
我が友の誕生祭の貢物にしました。
不退転。決死の覚悟。諸行無常。
ネガテイブに重くは捉えてはいませんが、多分日々に向かう姿勢としては
そんじょそこらの人から見たら
生き急いでいたり真面目過ぎたりして見えるかもしれない私たち。
普通に生きているだけなのに「なんでそんな深刻なの」と言われると
いや、普通ですけど…
時間は有限ですし…
と思って不本意ではありますが。
きっと前世でもこんな調子で。
今生でもまた巡り会えた貴重な戦友なのだと思います。
いつか共に事を起こして世界を変えたいと願いつつ
息を潜めて時を待っています。
ハチ公らしくお座りをして、伏せをして、
動きがあるとすわ散歩か⁈とすくっと立っているような感じ。笑
焦りはしません。全く焦らないというと嘘になるかもしれないけれど
歳を重ねて経験値を経て、今は魔王を倒す為のレベリングの最中。
多分、まだまだ旅の途中なのです。
今日も今日の自分にできることを、精一杯やって
いきたいと思います。
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