二条城の近くにある神泉苑。「しんせんえん」と読みます。
平安時代、大内裏の南東隣にありました。
天皇陛下のために、池や泉、小山など自然の風景を盛り込んだ庭園が作られています。
水鳥や鯉もたくさんいます。
人にかなり馴れているので、近くに行っても気にせず寝ているほどです。
桓武天皇以来、歴代の天皇がここで宴を開き舟遊びをしたり、詩を詠んだりされました。
雨乞いの儀式もここで行われています。
花見が初めて行われたのもここで、弘仁二年に嵯峨天皇が桜の花を鑑賞したことから始まったと言われます。
法成橋は、渡るときに願い事をひとつだけ念じると龍王が願いを叶えてくださると言われています。
こちらが正面のお社。
御朱印は左の寺務所でいただけます。
かなり種類が多く、基本9種類、それ以外にも期間限定のものがあります。
今回は9月末まで限定の与謝野蕪村による、観月の俳句の御朱印と、9月9日に行われる五節句の一つである重陽の節句の御朱印をいただいてきました。
各300円です。
【Access】
神泉苑
京都市中京区御池通神泉苑町東入門前町166
075-821-1466
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